仮想通貨(暗号資産)の先駆者【Bitcoin(ビットコイン)】
今回の記事は、
を説明します。
投資をする上で、自分がどういうものに将来性を感じて、こういうエビデンスの上で投資をするという考え方は非常に重要です。
仮想通貨(暗号資産)が投機(ギャンブル)だと言われる理由は、根拠がないのに価格のチャートの上がり幅のみ見て、お金をつぎ込み破産した人が多かったからです。
このようなことを避けるため、
これからCoinMarketCapの時価総額ランキングデータの上位から順に記事の投稿を行っていこうと思います。
客観的事実と私感が混ざった記事になりますが、よろしくお願いいたします。
ビットコインとは
ビットコインとは、初めてできた仮想通貨(暗号資産)です。名前の通り、『仮想』の『通貨』です。コインと付いているので、硬貨が存在していると勘違いした方を狙った詐欺が以前は発生していました。『B』と真ん中に書かれた硬貨を高値で売りつけるというものです。最近は、仮想通貨(暗号資産)の認知度も高まり、一般の方々にもイメージが定着してきています。
ビットコインの始まりは、2008年11月まで遡ります。Satoshi Nakamoto(日本人であるかも不明)という名前で、ネット上にホワイトペーパーが突如アップロードされました。その2ヶ月後の2009年1月にビットコインのサービスが開始しました。
誕生の理由は、法定通貨からの脱却です。法定通貨とは、日本円や米ドル等の各国の中央銀行が発行する貨幣です。法定通貨は、各国に対して1つしか存在していないため、競争原理が働いていないこともあり金融システムが崩壊している国もあります。また、国の情勢に大きく左右される点も問題と言えます。国が施策としてマネーサプライを増加させた場合(お金を多く発行した場合)、インフレが発生しお金の価値が相対的に下がります。例えば2019年のベネズエラのインフレ率は約20000倍であり、1年でお金の価値が1/20000になったということになります。このように、法定通貨は資産保全として十分とは言えず、別の通貨が必要であるという思想の元、ビットコインが誕生しました。世界情勢に左右されないという特徴から『デジタルゴールド』と呼ばれたりもします。下のグラフが示す通り、最近は仮想通貨(暗号資産)の価値が認識されており、ビットコインと金の相関関係は上昇してきています。(グラフの値が大きいほど、相関関係が高い)
また、従来の金融システムにおいては、お金の送金/受取に対して、第三者機関(銀行等の金融機関)を介する必要がありました。第三者機関を介することは、下記2点の問題を抱えていました。
・空間的時間的な制約
・取引手数料の上乗せによる取引機会の減少
この問題に対して、ビットコインはブロックチェーンと呼ばれる技術を用いて、第三者を必要としないインターネット上での取引を可能としました。この取引に対しては、無料もしくは無料に限りなく近い手数料で行うことが可能です。
ビットコインの一番の特徴は、何と言っても『最初の』仮想通貨(暗号資産)ということです。今では、技術的に先行している仮想通貨(暗号資産)はいくつかありますが、今尚時価総額1位の座を保ち、仮想通貨(暗号資産)市場を沸かせています。
基本データ
ブロックチェーン名 | Bitcoin |
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通貨名 | bitcoin |
ティッカーシンボル | BTC |
発行元 | なし |
発行開始年月 | 2009年1月 |
時価総額 | ¥45,633,699,685,952(2020/12/24現在) |
時価総額ランキング | 1位(2020/12/24現在) |
コンセンサスアルゴリズム | PoW(Proof of Work) |
発行上限 | 2100万枚 |
主な利用用途 | 決済/送金 |
現在利用されている主なサービス
・ECサイトでの決済(DMM.com、ビットコインモール等)
・実店舗での決済(ビックカメラ、コジマ等)
・仮想通貨取引所間の送金
ビットコインの今後の展望(私感)
既に、実サービスにおける決済手段としても有用性が認識されているため、今後さらなる需要の増大が見込める。技術的に優れた他の仮想通貨も存在するが、先駆者として築いた地位は揺るがないであろう。
また、仮想通貨市場は、今後速いスピードで大きくなると予想されているが、その市場を引っ張るのはビットコインであることは間違いないと考える。
ビットコインを購入できる取引所
【2021年最新版】仮想通貨(暗号資産)取引所徹底比較【決定版】
(※後日、投稿します)
暗号資産交換業者名 | サービス名 | 口座開設はこちらから |
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オーケーコイン・ジャパン株式会社 | OKCoinJapan | OKCoinJapan |
株式会社bitFlyer | ビットフライヤー | 準備中 |
コインチェック株式会社 | Coincheck | コインチェック |
GMOコイン株式会社 | GMOコイン | 準備中 |
LVC株式会社 | BITMAX | 準備中 |
株式会社Zaif | Zaif | 準備中 |
株式会社DMM Bitcoin | DMM Bitcoin | 準備中 |
楽天ウォレット株式会社 | 楽天ウォレット | 準備中 |
QUOINE株式会社 | Liquid | 準備中 |
ビットバンク株式会社 | ビットバンク | 準備中 |
SBI VCトレード株式会社 | VCTRADE | 準備中 |
フォビジャパン株式会社 | Houbi | 準備中 |
BTCボックス株式会社 | BTCBOX | 準備中 |
株式会社ビットポイントジャパン | BITPOINT | 準備中 |
TaoTao株式会社 | TAOTAO | 準備中 |
Bitgate株式会社 | Bitgate | 準備中 |
株式会社BITOCEAN | BITOCEAN | 準備中 |
株式会社ディーカレット | DeCurret | 準備中 |
FXcoin株式会社 | FXCOIN | 準備中 |
コイネージ株式会社 | コイネージ | コイネージ |
Payward Asia株式会社 | Kraken | 準備中 |
CoinBest株式会社 | CoinBest | 準備中 |
株式会社Xtheta | Xtheta | 準備中 |
White Paper概要
題名:Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System
著者:Satoshi Nakamoto
概要:
【英語原文】(全9ページ)
https://bitcoin.org/bitcoin.pdf
【日本語訳】